西宮市人権・同和教育協議会(西同協)研究集会実践報告会を吉川ヒロさんに依頼
西宮市人権・同和教育協議会(西同協)研究集会実践報告集への寄稿。
西宮市人権・同和教育協議会(西同協)研究集会実践報告集への寄稿。
去年8月からこちらで募集し沢山の方に協力していただいた西同教の報告書が届きました!
西宮市の教育機関、教職員に配布されるものです。皆さん、本当にありがとうございました。
また、以前より西同教でパネル+座談会を実施させていただいております西同教ならびに西宮市教育委員会の皆様に、心からお礼申し上げます。
もしこちらの原稿やPDFを配布・掲示などにご利用希望の場合は、お問い合わせページよりご連絡くださいますようお願いいたします。
第57回 西同教 実践報告集
神戸IDAHO原稿P1~3
〇西宮市へのメッセージ
〇職場での体験
〇社会へのメッセージ
〇内藤れんさん(れいんぼー神戸)寄稿文
〇吉岡有可さん(小学校養護教諭)寄稿文
〇飯塚もすおさん寄稿文+4コマ漫画
〇吉川寛さん寄稿文
〇編集後記
〇セクマイ医療福祉教育全国大会2021ご案内
◎活動報告◎
2018.11.11は西宮市今津中学校にて西同教に参加してきました。
神戸IDAHOはゲストスピーカー3名(教員2名、大学講師)に来ていただき、座談会を2回行いました。それぞれ5名ほど先生やPTAの保護者の方などの参加がありました。 内容としては学校現場に求めることを体験談として話していただいたのと、多様な性の基礎知識をお伝えしました。そして参加者の方から自由に感想、質問をいただき、その話題について深めました。 学校の道徳の時間で取り上げたいが周りから当事者を見つけることになりリスクが高いと反対されているという話や、学校の制服の選択肢を増やすことになったという報告、養護教諭の方からは本をおくことしかできていないがどう思うか?という相談などが寄せられました。
私たちからは取り組みに対して反応がすぐになかったり、実際に利用する生徒がいなくても、「選択肢」が用意されていることで未来に希望が持てたり、救いになるという話をしました。また、ゲストスピーカーの体験談で印象に残ったのは、教員側も心を開いて話すことで生徒も心を開くきっかけになる(その逆もある)ということ。また本名ではない偽名をセクシュアルマイノリティの当事者として使うことで、本当の自分らしくいられるということ。
参加者の方から4年前はセクシュアリティに関するブースをみてもどう取り組もうと疎遠な気持ちだったが、今日は実際に行動に移すために参加している、という話を聞けたことも嬉しかったです。 ippo.さんのポスターも人気で、どこからダウンロードできるの?という質問もありました。こちらからダウンロードできます。 今年で西同教に参加するのは4回目です。4年前より参加者からの質問や話題がより具体的になったように感じました。
また来年も呼んでいただけたらなと思います。 西宮市の中で小さい種が確実に蒔かれていて、それが花を咲かしているように感じました。
これからも細々とではありますが、私たちにできることを、できる範囲で続けていきたいと思います。
小林
兵庫県人権教育研究協議会(兵人教)の発行する「ひょうごの人権教育Vol.192」に代表 小林の文章を載せていただきました。兵庫県下の自治体、教育委員会に発行される冊子です。
そこに、いままでの活動経験から学んだことについて、「あなたにできるアクションとは?〜多様な性を切り口に考え方をシフトする〜」というタイトルで文章を書かせていただきました。よければご一読ください!大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
今回のテーマが「性的マイノリティを考える」となっていて、そこに載せていただくことができました。このような機会をいただけたのは、いつも応援してくださっているみなさまのおかげです。ありがとうございます!
いただいた20部はLGBTの家族と友人をつなぐ会とれいんぼー神戸にて配布していただく予定です。
冊子に関するお問い合わせは兵人教(http://hyoujinkyou.sakura.ne.jp/)までお願いします*
執筆報告:兵庫県人権教育研究協議会(兵人教)の発行する「ひょうごの人権教育Vol.192」に、「あなたにできるアクションとは?〜多様な性を切り口に考え方をシフトする〜」を載せていただきました。
大阪市パートナーシップ宣誓書受領証の交付に関して、市民局 ダイバーシティ推進室 人権企画課に以下の通り問い合わせしました。電話で問い合わせたところ2週間かかると聞いています。必要な情報やニーズを届けること、そして待ちに待った受領証で喜んでいる人がいることを伝えるのも大切なアクションだと思って送りました。足りない部分も多くあると思いますが、字数制限があったので、以下17の質問に絞りました。回答が共有できることになったらぜひシェアします。
2018/7/12追記:回答がありましたので、共有します
●大阪市パートナーシップ宣誓書受領書の交付を開始
<問い合わせ内容>
神戸IDAHO代表の小林和香と申します。大阪市パートナーシップ宣誓書受領証(以下受領証)が発行されるまでに尽力された関係者の皆様に感謝の念をお伝えしたいと思います。具体的なことを教えていただきたく問い合わせいたしました。電話で問合せたところ回答まで2週間かかると聞いております。数が多いのですが、ご回答のほどよろしくお願いいたします。
1.本質問における回答をブログなどで共有してもいいか?
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以下について「①回答②相談窓口はどこか③対応してもらえるか」を教えてください。
2.同性同士で部屋を借りる時受領証を見せた際、同性だから断られた場合
3.パートナーを保証人にして部屋を借りることはできるか
4.UR賃貸を借りることはできるか
5.福利厚生にパートナーを適応することはできるか(公務員の場合もお答えください)
6.パートナーに子どもがいる場合、育休、産休を取れるか(公務員の場合もお答えください)
7.緊急時(災害時、パートナーの死亡、自死など)家族として扱われるか
8.カップル割、家族割などのサービスには使えるか
パートナーからDVを受けた場合、相談機関、シェルターの利用は可能か(Mtf/FtM/Xトランスジェンダーやゲイ/バイセクシュアル男性を含む)
9.大阪市内の施設または機関で受領証を見せて差別的な発言を受けたり、適切な対応を受け入れられなかった場合
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10.パートナーが外国籍の場合、受領証を受け取れるか
11.パートナーが性別適合手術を受け、戸籍上異性となった場合、異性婚に切り替えられるか
12.パートナーが戸籍上異性であるが、性自認が同性の場合、受領証を発行してもらえるか(婚姻状態にない場合)
13.パートナーシップを解消した時の手続き
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14.大阪市内の区役所職員全員に対してSOGIに関する研修がされているか。されていない場合いつまでに研修などを行う予定か
15.大阪市内の警察署、消防署、教育委員会、学校、PTA、ハローワーク、就労移行支援事業所、などにはどの範囲まで知識啓発が進んでいるか。されていない場合いつまでに研修などを行う予定か
16.公務員等の場合、職場にアウティングされる危険性はないか、どのようなリスクマネジメントを行っているか
17.区役所等で差別的な対応を受けたり口外されるリスクはないか、どのようなリスクマネジメントを行っているか
以上
芦屋市のホームページに神戸IDAHOが関わったアンケート調査について掲載されました。
芦屋市の広報紙「広報あしや」に掲載されたアンケート調査の提案、アンケート項目の添削、執筆をスタッフとともに行いました。また、広報紙の監修に関わりました。
芦屋市のホームページからダウンロードしてご覧になれます。
http://www.city.ashiya.lg.jp/kouhou/on_line/index.html(No.1223)